今年2024年からユーレイルパスでユングフラウ鉄道がぐっと便利に!/ Jungfrau railways with Eurail pass 2024!

8 5月

いよいよ夏のスイスの観光シーズンも近づいてきました。そのスイス旅行のハイライトとも言えるのがユングフラウ観光ですが、前にもご案内しましたように ユングフラウ鉄道のユーレイルパス (グローバルパス)での 利用範囲が今年から拡大され、ぐっと利用しやすくなっています。
(ユングフラウVIPパスユングフラウ鉄道乗車券は弊社スイスショップよりhttps://eurlinkswiss.cart.fc2.comお求めください!)

昨年の12月まで、 このユングフラウエリアで、ユーレイルパス (グローバルパス)でそのまま利用できるのは玄関口のインターラーケンまででした。そしてそこから上の登山鉄道については25%の割引の適用のみとなっていました。

これが今シーズンから有効範囲が拡大され、ユーレイルパスでインターラーケンから先の、グリンデルワルド、ラウターブルンネン、ウェンゲン、さらにミューレンまでがカバーされるようになったのです。

そしてその上のクライネシャイデックやアイガーグレッチャー、そしてユングフラウヨッホまでの分は従来通り25%の割引が適用となります。もちろん新ゴンドラのアイガーエクスプレスにも割引は適用となります。

実はこの通用範囲や割引の取り扱いは、スイスをカバーするスイストラベルパス(フレックス)と同じになります。今までレイルパスによって有効範囲や扱いが別で旅行者にもなかなかわかりにくいところでしたが、これが統一されたことでスッキリわかりやすくなったようにも思います。

ただ同時に今までユーレイルパスの25%割引はユーレイルの一般的なルールに従って、フレキシータイプの場合特に日にちを使用しなくても適用となっていましたが、今シーズンからはそれがこのユングフラウ鉄道については変更となり、割引を利用する際にも日にちのカウントが必要となっています。もともとスイストラベルパスフレックスも同様の扱いで、この点でもスイストラベルパスとユーレイルパスの扱いが統一されたといってもいいでしょう。

実はユーレイルグローバルパスは、スイスのみの旅行でも特に1等利用の場合には料金的にスイストラベルパスより有利になるケースがあります。現地のインフレやスイスフラン高などでユングフラウ鉄道の料金もなかなかの金額になっていますが、ぜひお得なパスを利用して賢くスイスの旅行を楽しんで頂ければと思います。

なおユングフラウ観光には、日本向け専用商品で割安のユングフラウVIPパスもお勧めです! (お求めはこちらからどうぞ)
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ミュンヘン⇔チューリッヒ間のEC! 両都市間を3時間半で直結!! /EC between Munich and Zurich

26 4月

ドイツのミュンヘンもスイスのチューリッヒも旅行客に人気の街ですが、この両都市間は少し前まで従来型の機関車+客車タイプのECがややのんびり気味に約5時間ほどかけて運転していました。それがここ数年、電化やルート改良が進み、2020年には高速車両のETR610(スイス名Astoro)も投入されて一気にスピードアップされ、約3時間半で結ばれるようになっています 。 

このミュンヘン⇔チューリッヒ間は途中一部オーストリアも通り、3か国にまたがったルートとなります。また以前に比べるとかなり増便され概ね2時間おきの運転となっています。 

このETR610は高速での運転のために車体が傾くチルト機能がついており、そのせいもあって車内はややコンパクトになっていますが、車内は1等は1+2列、2等は2+2列の配置で、特に1等はスペースも十分で快適です。

なおこの列車は特に座席予約はマストではありませんので、ユーレイルパスや乗車券のみで飛び乗って自由席として利用することも可能です。またもちろん事前に乗ることが決まっていれば座席予約をしておくと安心安全です。

やはり旅行の大きな楽しみの1つは現地での食事ですね。画像は駅で買い込んだものですが、車内にはレストラン車両も付いていて、現地の名物料理をゆっくり味わうこともできます。

リンダウ付近ではショートカットのルートを通るようになり、以前のような橋を渡る際の美しい景色こそ見られなくなりましたが、それでもボーデン湖などの湖畔の風景もそれなり楽しめて、車内で退屈することもないと思います。

スピードアップ&増便により、この区間は以前に比べると本当に便利になったと思います。スイスとドイツ南部との移動にぜひご利用ください。

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オーストリアの看板列車レイルジェット/ Austrian high speed train Railjet

29 3月

オーストリアの看板列車と言えば落ち着いた赤いカラーリングがイメージカラーのレイルジェットです。レイルジェットはオーストリア国内の主要ルートはもちろん、周辺国のドイツ、チェコ、ハンガリー、スロバキア、スイス、イタリアにも乗り入れています。

レイルジェットの一番のメインルートはオーストリアのウィーン、リンツ、ザルツブルクなどを東西に結ぶ路線で、 このウィーンとザルツブルク間を最高時速230キロで走行し、2時間20分ほどで結びます。

車内はヨーロッパの他の列車同様、1等は1+2列、 2等は2+2列の 配置となっています。画像は1等になりますが、シートはレザー張りで快適ですし、車内も静かでゆっくり過ごせます。なおレイルジェットには通常の1等2等の他に特等にあたる「ビジネスクラス」の設定もあります。

1等(と特等)については、車内で食事やドリンクなどをオーダーすることも可能です。購入後、座席まで持ってきてくれますので、車窓を楽しみながらの食事も楽しめます。

ザルツブルクまでの2時間少々は、それなりに変化のある車窓風景が続き、 わりとあっという間というイメージです。

レイルジェットは、座席予約もマストではなく、気軽にも利用できますので、ぜひ今年のヨーロッパの旅行にもご利用ください。

なお前もご案内しましたが、ザルツブルクやウィーンなどオーストリアの主要駅には1等の利用者専用のラウンジがあり、ユーレイルパス所持の方でも利用可能です。なかなか快適ですので乗り継ぎの時間などに利用してみて下さい。

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ユーレイルパスのスイス ユングフラウ鉄道の利用範囲が拡大!/ Jungfrau railways with Eurail pass

22 12月

2023年もいよいよ残りわずかとなってきましたが 、冬スケジュール時期の12/10からスイスの人気観光エリアのユングフラウ地方のユーレイルグローバルパスの利用エリアが拡大されたとの情報が入ってきました。

従来、グローバルパスの通常の有効範囲はユングフラウの玄関口にあたるインターラーケンまでで、そこから先のグリンデルワルドやラウターブルンネンなどへは25%の割引のみの適用でした。このためユングフラウ観光での利用にはやや不便なところがありました。

これが12/10からは通常の有効範囲が拡大され、上のマップにあるように、グリンデルワルド、ラウターブルンネン、ウェンゲン、そしてミューレンまでがグローバルパスのみで利用できるようになったとのことです。(ひょっとすると今後また変更等あるかもしれませんので、その場合はまたお伝えします。)

なおミューレンに関しては、グローバルパスで利用できるのはグリュッチュアルプ経由(ゴンドラ+列車)のルートのみでバスとゴンドラを利用するステッヒェルベルク経由のルートは対象外になります。

なおこれはスイスのレイルパスであるスイストラベルパスと概ね同じ有効範囲になっています。以前より、パスによって有効範囲が異なっていてわかりにくいという声もあり、その辺りに配慮した措置なのかもしれません。これによりどちらのパスでも列車に関しては有効範囲が共通となり、より分かりやすくなったと思います。

もちろんさらにグリンデルワルドやウェンゲンから上の、クライネシャイデックやユングフラウヨッホへのルートは従来通り25%割引での利用が可能です。

来シーズンのユングフラウ観光にはグローバルパスの利用もおすすめです。

なおこのブログは年内は今回でラストとなります。当ブログを今年もご覧頂いてありがとうございました。皆さまよい年をお迎えください。

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オーストリアを中心に、ドイツ、ハンガリー、チェコ、スイス、イタリアなどを結ぶ高速列車 レイルジェット / Railjet Ausrtia and more

10 11月

夜行列車のナイトジェットと同様、オーストリアを中心に近隣各国も結ぶ高速列車がこのレイルジェットです。ちょっと深みのあるレッドがこの列車のイメージカラーとなります。(チェコ鉄道所有の編成のみはブルー基調になります)

オーストリアの首都であるウィーンを中心に、オーストリア国内ではリンツ、ザルツブルク、インスブルック、グラーツなどのほぼすべての主要都市を結んでいます。日本の旅行客も多いウィーン⇔ザルツブルク間は高速新線を走行し、約2時間20分での運行となっています。

またさらにオーストリアと、ドイツのミュンヘンやベルリン、ハンガリーのブダペスト、スイスのチューリッヒ、チェコのプラハ、そしてイタリアのベネチアなど各国との間も結んでいます。さらに来春頃にはミラノ方面への従来のECもこのレイルジェットに置き換わる予定となっています。

レイルジェットはICEやTGVなどのようにいわゆる電車タイプの高速列車ではなく、従来型の機関車が引っ張るタイプの高速列車となります。そのためもあって最高時速はICEなどの300キロクラスに比べると控えめの230キロになりますが、その分汎用性も高く、このように各国への乗り入れが比較的容易となっているのでしょう。

客席クラスは通常の1等と2等の他に、特等にあたるビジネスクラスが付いているのが特徴的です。ビジネスクラスはセミコンパートメントタイプのゆったりした席になっており、より快適で移動が楽しめます。もちろん1等や2等も革張りのシートが配置され、快適性に問題はありません。

またこのレイルジェットは、ドイツのICEなどと同様、特に座席予約はマストでなく、乗車券やユーレイルパスなどで自由席としてそのまま利用できます。フランスTGVやイタリアのフレッチャロッサのように予約しなくても、パッと乗車できますので、その点も便利でしょう。(もちろん2~3時間以上など長めの利用の場合は座席予約がお勧めですが)

ちなみにレイルジェットに限りませんが、オーストリアでは1等の乗車券やレイルパスをお持ちの方はOBBラウンジが利用できます。ゆったりしたソファーにフリードリンクなどなかなかの快適さですので、1等利用の方はぜひ利用してみてください。

ぜひ今後もオーストリアやドイツ、チェコ、ハンガリーなど周辺国の旅行にはこのレイルジェットをご利用ください。

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オーストリア、イタリア、ドイツ、スイスなどを結ぶ、人気の夜行列車ナイトジェット / Nightjet -night train around Europe

27 10月

(ナイトジェットについては当社ユーリンクよりお求め下さい。)

ナイトジェットはオーストリアを中心に、イタリアやドイツ、スイス、フランスなどヨーロッパの各国を運行する夜行列車になります。2016年の運転開始から徐々にネットワークを拡大している人気の列車です。

利用カテゴリーとしては、シングルから最大トリプルとして利用できる個室寝台、3段ベッドが2台向き合った6人定員のクシェット(簡易寝台)、そして通常の座席車があって、旅行スタイルや予算から選ぶことができます。なお個室寝台には簡易シャワーとトイレが付いたデラックスタイプもあります。

上の画像はそのシャワー等の付いたデラックス寝台になります。1人で利用する分にはかなりスペースに余裕があります。なお飲料水などのドリンクやその他スリッパ、耳栓など車内で快適に過ごすためのアメニティも一通りそろっています。

またシャワーとトイレスペースにはタオルやウォッシュ類などもそろっています。ここは洗面スペースとしても利用することとなります。

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もともと特に夕食などは含まれてはいませんが、車内のメニュー表からアルコール類も含めてオーダーすることが可能です、パスタ類も(思ったより?)なかなかのグッドテイストです。

夜も更けて、寝るタイミングで、それまで座席として使用していた背もたれ部分などを倒してベッドメイキングをしてもらいます。(大体車掌さんに何時頃にセットしてもらうかを伝えておきます) シーツやまくらなどを整えると思った以上の快適な就寝空間となります。走行音は気になる人には気になると思いますが、耳栓やアイマスクなどをしてしばらくたってくると音にも慣れて、気が付くと眠りに落ちていきます。

朝は、 ノックの後、 前の日に車掌さんに頼んでおいた朝食が運ばれてきます。座席車を除いて、朝食はもともと寝台料金に含まれており、いくつかのアイテムから自分の好みで何種類かを選ぶことができます。朝にしてはなかなかのボリュームです。

そうして食事を終え、歯みがきや身支度をしている内に、列車は朝もやの終着駅に到着となります。

NJ mil

このナイトジェットはこの冬(12月)からさらにモダンで快適な新型車両も導入されます。またベルリンとパリやブリュッセルとの運行も開始され、より利用できる区間も増えますので、ぜひ皆さまも今度のヨーロッパ旅行の際にはこのナイトジェットを利用してみてください。

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スイスとイタリア間のパノラマルート チェントバーリ鉄道/ Centovalli railway Ticino – Italy

16 8月

前回ご案内したゴールデンパスラインを含め、スイスには多くのパノラマルートがありますが、その1つとして忘れてならないのはこのチェントバーリ鉄道です。この鉄道はスイスのロカルノと国境を越えたイタリアのドモドッソーラとを結んでおり、チェントバーリ(ハンドレッドバレー/百の谷)の名前の通り、多くの谷や峠を越えて走る観光ルートなのです。

ドモドッソーラのチェントバーリ鉄道の乗り場は、通常のトレンイタリアのホームとは少し別の場所にあり、入口から地下に入り、スロープを降りていくとそこがホームとなっています。時間帯によって窓が大きめのパノラマ仕様の車両も利用できます。

なおこの鉄道は西半分はイタリア内を運行しますが、鉄道会社自体はスイス側に属していて、スイストラベルパスでもそのまま利用可能です。

列車はドモドッソーラを出ると、いくつもの山や谷そして村々を縫うように走っていきます。

特に数千メートル級の山々の大パノラマがバーンとひろがっているというわけではないのですが、より優しい雰囲気の山々の風景が楽しめるといったイメージです。またちょこちょこと小さな駅に停車し、住んでいる方の生活の息吹も感じられます。

その名前の通りのこうした深い谷もいくつも越えていきます。そうしてロカルノまではおよそ2時間の見どころいっぱいのショートトリップになります。

ロカルノもまた地下駅となっていて、他の駅と比べて近代的な施設になっています。ここからエスカレーターを上がるとスイスとイタリア間のECなども停車する通常の鉄道駅の目の前に到着です。このあたりはスイスでもティチーノ地方と呼ばれるイタリア語圏になります。

チェントバーリ鉄道は、氷河特急やベルニナ特急のような専用パノラマ列車などはないため、それほどは有名となっていませんが、スイスとイタリアとの移動の間に組み込むと、いわゆるスイスアルプスのイメージとは少し異なった山々の風景が楽しめると思います。なおスイス関連商品の手配やお求めは下の当社のショップHPからぜひどうぞ!

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今夏から本格運行開始!乗り換えなしの直通パノラマ列車ゴールンデンパスエクスプレス / Goldenpass Express now fully operated!

4 8月

(スイス関連チケットについては当社ショップよりお求め下さい)

ユングフラウなどの玄関駅でもあるインターラーケンと、ジュネーブにも近いモントルーを結ぶ観光ルートがゴールデンパスラインですが、このルートを乗り換えなしで結ぶ 話題のパノラマ列車がこのゴールデンパスエクスプレスです。昨年12月の運行開始からしばらくは車両の技術トラブルが続きましたが、ようやくこの夏からようやく本格運転を開始しました。

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このルートはもともと2つの鉄道会社にまたがっており、それぞれのレール幅が違う(1435mと1000m)ために、従来どうしても途中のツバイジンメンでの乗り換えが必要でした。しかし今回のゴールデンパスエクスプレスには新開発の軌間可変車両(いわゆるフリーゲージ車両)が導入され、念願の直通運転が可能となったのです。 (このためにしばらく車両トラブルが続いたわけですが)

こうして誕生したゴールデンパスエクスプレスは上のタイムテーブルのようにインターラーケンとモントルー間を1日4往復分運行しています。所要時間は3時間10分程度ですので、移動と車窓風景の観光を兼ねて程よい長さかもしれません。

また車両デザインはフェラーリなども手がけた有名デザイナーのピニンファリーナが担当し、なかなかのスタイリッシュっぷりです。車両は全てパノラマ仕様で、各席から車窓風景が満喫できるようになっています。

また車両的には、通常の2等と1等に加え、特等にあたるプレステージクラスが連結されているところも特筆ポイントです。 ちなみに席配置は2等は通常の2+2列で、1等は2+1列。そしてプレステージクラスは2+1列は変わりませんが席の位置が高めになって仕切りも付くなどより高級感あふれた配置となっています。

また車内では、簡単なドリンクや朝食から、ゴージャスにキャビアやシャンペンまで、ケータリングサービスも充実しています。 予約時にこうしたケータリングを合わせて手配しておくことも可能です、

なおプレステージクラスは 座席予約は 必須となっています。 通常の1等や2等も、予約は必ずしもマストではありませんが、運行以来人気が続いていますので、確実に予約しておくのがおススメです。

ぜひこれからのスイス旅行にはこのゴールデンパスラインを組み込んでより華やかな列車旅を楽しんで欲しいと思います。なおゴールデンパスラインのご手配等は下の当社のショップHPからぜひどうぞ!

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ユングフラウヨッホ クライネシャイデック経由の登山鉄道の利用ももちろんおススメ! / Mountain train via Kleinescheidegg

20 7月

ヨーロッパでの標高最高駅のユングフラウヨッホで山上からの眺めやトレッキング、ショッピング、ランチなどを楽しんだら、ここから帰路はまた登山鉄道で下りていくことになりますが、行きはアイガーエクスプレスでアイガーグレッチャー乗り換えで来たのであれば、帰りはやはりクライネシャイデック経由の伝統の登山鉄道の乗り継ぎがおススメです。

ユングフラウヨッホの駅の乗車ゲートはアイガーグレッチャー行きとクライネシャイデック行きとで始めから乗車口が分かれています。

ここも行きのグリンデルワルドターミナル駅やアイガーグレッチャー駅のように予約ありの方(グリーン)と予約なし(イエロー)の方でレーンが分かれていて、予約があるとグリーンのレーンからスムーズに入場することができます。

こうしてクライネシャイデック行きの車両に乗車となります。アイガーグレッチャーで降りる場合は乗車ゲートの時点で間違えないよう気を付けて下さい。

列車はユングフラウヨッホからのトンネルを抜けると、まずはアイガーグレッチャーに停車し、さらに下っていきます。

そしてここクライネシャイデックに到着です。この時期はまたかなりの雪が残っていました。ここからは行きとは別ルートのラウターブルンネンへの登山鉄道に乗り換えます。 (もちろんグリンデルワルド方面への登山鉄道に乗り換えることもできます。)

車両はルーフ近くまで窓が取られていて、車内からの外の風景が楽しめるようになっています。

列車は徐々に高度を下げ、途中カーフリーリゾートとしても知られるウェンゲンを通っていきます。 こうしてラウターブルンネンに到着となります。

ラウターブルンネンからはインターラーケンへの列車が接続しています。 やはりインターラーケンからユングフラウヨッホの往復の際は、行きはグリンデルワルド経由でアイガーエクスプレスを使って一気に山上まで上がり、帰りはこのクライネシャイデックでの登山鉄道の乗り継ぎでラウターブルンネン経由で戻ってくるのが、乗り物的にも風景的にも変化があって一番楽しめると思います。ようやくコロナ明けで、観光を楽しめる時期が戻ってきましたので、ぜひ今年これからスイスに行かれる方はこのユングフラウの観光を楽しんで欲しいと思います。詳細情報はこちらの当社HPもご覧ください。

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ヨーロッパ最高標高駅3454mの ユングフラウヨッホ /Top of Europe

6 7月

アイガーエクスプレスの開業で、グリンデルワルドから1時間ほどで到着できるようになったここユングフラウヨッホはTop of Europeの別名を持ち、ヨーロッパの鉄道の最高標高の駅として知られています。

日本のレトロなポストもちょっとした存在感を放っていますが、ここユングフラウヨッホではミュージアム的な観光施設の他、多くのショップやレストランも営業しています。アイガーエクスプレスの開業に合わせてリニューアルもされたようでなかなか華やかな雰囲気になっています。

建物内にはこうした多くの氷の彫刻や、またアルパインセンセーションと名付けられたアルプスの自然や植生などの案内もあって、一通りの観光も楽しめます。

またリンツチョコレートなどさまざまなスイス関連のショップも軒を連ねていて、ここでスイス関連の土産なら一通り揃うイメージです。

ユングフラウヨッホでランチを取る方も多いでしょうか、ここでは簡単なカフェテリア的なセルフレストランやアラカルトタイプの本格的なレストランなどのチョイスが可能で、ここが3000メートル級の山の上とはなかなか思えないほどです。

もちろん展望台からはアルプスの氷河や4000メートル級の山々の景色を楽しみことができます。また夏の時期には周辺のちょっとしたトレッキングも楽しめます。

さすがにヨーロッパの最高標高駅だけあって、抜群の大パノラマと言えるでしょう。

このユングフラウ鉄道は、最近の円安もあって、高いというイメージもありますが、それでもここユングフラウヨッホを訪れる価値はもちろんあると思います。ぜひ今年のご旅行にこのユングフラウにいらして下さい。

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